保証協会団信について

保証協会団信(正式名称:信用保証協会団体信用生命保険制度)は、信用保証協会における中小企業者向けのプラスワンサービスとして導入されたものであり、割安な特約料で、中小企業者の事業維持・安定とともに、経営者ご家族の安心を図るものです。

保証協会団信に加入する場合は、保証申込時に必要書類を信用保証委託申込書に添え、当協会に提出してください。

なお、保証協会団信への加入の有無は、保証決定の諾否とは一切関係ありません。
本制度の仕組みや保障の内容など、詳細につきましては一般社団法人全国信用保証協会連合会のホームページをご参照ください。

被保険者

保証申込人 被保険者
個人事業者 本人
法人 代表者であって、保証付融資の連帯保証人(複数いる場合は、そのうち1名に限る)

加入資格

保証協会団信をご利用いただくには、以下の全ての条件を満たしている必要があります。

  • 保証付融資の対象者であって、申込人が個人事業者、もしくは、法人の場合は代表者が連帯保証人に加入する。
  • 被保険者が加入申込日現在、満20歳以上、満71歳未満である。
  • 保証付融資金額が100万円以上1億円以下である。(既存保証付融資の団信加入分を含む)
  • 証書貸付である。
  • 返済方法が分割弁済である。(根保証は対象外)
  • 融資期間が365日以上である。

保証協会団信の申込方法

保証協会団信のご加入を希望される場合は、保証申込時に、“債務弁済委託契約申込書(信用保証協会控)”、および“「保証協会団信」申込書兼告知書(日本生命控)”、“「保証協会団信」債務弁済委託契約に基づく特約料口座振替依頼書(第一生命カードサービス控)”、“ 「保証協会団信」申込書兼告知書および債務弁済委託契約に基づく特約料口座振替依頼書(信用保証協会控)”を提出してください。

お客さまの費用負担(特約料)

お客さまにお支払いいただく「保証協会団信」特約料の目安はこちら(全国信用保証協会連合会ホームページ)をご覧ください。
また、以下のホームページにて保証協会団信特約料の試算ができます。

留意事項

  • 保証協会団信の申込書類に不備がありますと、不備事項の補完などにより、保証審査が遅延することがあります。
  • 保証協会団信は、融資実行後に申込むことはできません。加入を希望する際は、必ず保証申込と併せて申込をしてください。
  • 保証協会団信は、満75歳となった日の属する弁済責任期間(特約料を支払った期間)の末日で保険期間が終了します。したがって、被保険者の年齢および保証期間の兼ね合いにより、保険期間が保証期間全体に及ばないこともあります。
  • 今回の保証申込における融資金額が5,000万円を超える場合には、所定の「健康診断書」が必要となる場合があります。
  • 保障の対象は、「保証金額」ではなく「融資金額」となります。
    したがって、責任共有制度における部分保証方式を選択している金融機関の場合、融資金額における協会保証付の部分のみならず、プロパー部分についても保障されます。
  • 法人の場合、被保険者が「代表者かつ連帯保証人」であることを存続要件としているため、代表者変更に伴い団信に加入している被保険者(旧代表者)が代表権を喪失した場合、「自動脱退」となりますので、ご注意ください。